曽我兄弟の仇討ち
皆さま おはよう御座います。
琳菜です。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で
曽我兄弟の仇打ちが出てまいりました!
曽我十郎、兄の風格そして、冷静沈着ぶり。
弟の曽我五郎、血気盛んでしたね。
能、歌舞伎や日本舞踊では曽我兄弟にまつわる曽我物が沢山あります。
昔は歌舞伎では正月の初春狂言では常時演じられていた人気の演目です。
人気すぎて半年くらい興業が続いたそうですよ。
題名を載せますと、『曾我対面』『外郎売』『矢の根』『助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)』『正札付根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり)』『雨の五郎』『春調娘七種(はるのしらべむすめななくさ)』などなど。曽我兄弟の仇打ち、本懐を遂げるまでの生き様の内容がいかに人気だったか(史実無視もありますが)わかります。
この中で「雨の五郎」は血気盛んな五郎の
カッコいい様が男の子にウケるので、お稽古する事が多いです。
内容は大磯の廓の傾城(遊女)少将のもとに通うその道中を舞踊化したもので、小学生
などが演じるのはどうしたものかですが、
そんな詮索は別にして豪快、勇壮、
そして色気と巧みに組み合わさった演目です。
曽我兄弟が大河ドラマで注目を浴び、歌舞伎を観に行こう!や、能や長唄、日本舞踊を
知ってもらうきっかけになって〜!と
心ウキウキしております。
日常に日本舞踊や伝統芸能を!!
琳菜でございました。
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