菖蒲 潮来 真菰
皆さまおはようございます。
日常にも是非日本舞踊を。
琳菜でございます。
七十二候では梅子黄(うめのみきばむ)に入りました。
梅ジュース、梅酒づくり終盤ですね。
アジサイの色鮮やかさに目を取られたり、雨粒を一日感じたりと、梅雨の時期、夏がもうすぐです。
さて、表題でも有る、
「あやめ(しょうぶ)いたこ、まこも」
とくれば、歌舞伎、日本舞踊では
『藤娘』です。
艶やか、華やか、曲も派手で楽しい。
藤娘の中に、『潮来出島』(いたこでじま)という曲目がありまして(流派により、藤音頭だったりしますが)
そこの一節に
「潮来出島の 真菰(まこも)の中に 菖蒲咲くとは しをらしや サアよんやさ サアよんやさ」とあります。
藤娘には潮来出島も藤音頭も初演書き下ろしではありませんでした。
潮来節が潮来ででき、のちに江戸や京都などに流行ったそうです。
歌舞伎で藤娘の入レゴトとして使われると
"大出来大当り"となり、今でも人気の曲です。
ブラタモリでも「ちばらき」の回で放送していました。水郷潮来には遊郭があり、水路運搬で人の往来も頻繁なため、大変栄えたそうです。きっとそれで潮来節が広まったのでしょうね〜。
『真菰』、鬼滅の刃のキャラクターで居ましたね。おお、潮来出島!!と1人で盛り上がりました。
潮来では真菰ジェラートが道の駅で食べられるとか。
近くの佐原も水郷のまち。水郷佐原あやめパークでもあやめ祭りが開催されるそうです。
令和5年は 5月27日〜6月25日だそうです!
伊能忠敬さん、佐原のお生まれだったのですね。伊能忠敬記念館ワクワクしました。
江戸当時の流行うたが、現代の私たちにも体験出来るというのはその当時に想いを馳せる事ができて、とても面白く鳥肌がたちます(^^)
是非、生演奏で聴いて、そして踊ってみて下さい!
水郷潮来あやめまつり大会
令和5年度は5月19日〜6月18日まで!
楽しみですね〜。
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